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ドネペジル

ドネペジルは脳内のアセチルコリンの分解を阻害することで、認知機能の維持を図るアルツハイマー型認知症の治療薬です。認知症治療薬全般に言えることですが、これらの薬を飲めば完全に認知症が治るという訳ではなく、進行を遅くするという効果です。

副作用が出る人はあまり多くありませんが、食欲不振、イライラが出現する人もいます。その場合は、他の認知症治療薬に変更したりしていきます。認知症治療薬の中で唯一ジェネリックが出ているため、まず最初に処方される可能性が高いです。先発品の商品名はアリセプトです。1日1回3mgで開始し、1~2週間経過を見て、副作用がなければ5mgに増量していくのが普通の使い方です。50歳代までに発症した若年性認知症の方や、レビー小体型認知症の方には10mgまで増量して使うことが多いです。

通常は3mg~10mgの間で使用します。

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