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発達障害(ASD、ADHD)の治療

「発達障害」は、病気や疾患ではありませんが、生まれながらの性質や特性が社会生活上での障害となりやすいために便宜上、「疾患」と同じような扱いをされています。「発達障害」の中には、精神発達遅滞、自閉スペクトラム症、ADHDなどのいくつかの異なる状態が含まれています。

主な症状

自閉スペクトラム症は、対人関係における想像力が欠けることで、『空気が読めない』『文字通りの解釈をしてしまう』『相手の気持ちがわからない』等の症状・状態が出現します。他にも、常同的・反復的行動や、こだわりの強さ、興味や関心が特定のものに集中したり、感覚過敏があったりします。

ADHDは、不注意(ぼーっとして忘れっぽい、仕事や勉強で集中力が続かない)・多動性・衝動性(じっとしていられず落ち着きがない、急に何かを始めるがすぐに飽きる、木登りや自転車や外遊びなどでケガが多い)という主な3つの症状があります。

治療

心理療法と家族療法と薬物療法を組み合わせて治療をおこないます。心理療法では主に認知行動療法によって、家族療法では本人の特性の把握と生活習慣の見直しや環境調整、薬物療法ではADHD治療薬や少量の抗精神病薬・気分安定薬などで治療をおこないます。発達障害は個別の事情によって治療方法は千差万別ですので、上記のような症状がありましたら、当院へご相談ください。

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