不安障害、パニック障害の治療
不安障害、パニック障害とは、突然、激しい動悸、脈拍が異常に多くなる、冷汗が出る、震えがくる、息苦しくなる、胸が苦しくなる等の発作がおこり、強い不安感にさいなまれる疾患です。
発作は、10分～30分程度で収まることがほとんどですが、この発作を繰り返すうちに、続けてその発作が再発するのではないか、と恐れる「予期不安」がおこり、発作に対応できない場所に行きづらくなる、「広場恐怖（外出恐怖）」がおこります。
治療
不安症状に対しては、SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）による脳内のセロトニンのバランスを改善するための薬物治療が一般的です。短期的には不安症状の改善のため、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬を併用することが多いです。また、薬物療法以外にも認知行動療法や自律訓練法による心理療法が効果的です。
当院では、個々の症状に合わせて、適切な治療を選択いたします。
